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5G規格 簡単まとめ 2020年5月版

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5G(第5世代移動通信システム)簡単まとめ

5Gとは

4G(LTE-Advanced他)や3.9G(LTE他)の次の通信規格である。

4Gに対し通信スピードや応答速度をより高速にするための規格で、4Gでは対応できない分野の進出をも想定している。

5/24現在ドコモ、auソフトバンクからサービスが開始されていて速度は理論上、下り2.0~3.4Gbps、上りが103~183Mbpsに達する。下りは更に将来的に4Gbps以上になる予定である。

 

ユーザーとしてのメリット

 4Kや8K動画の視聴やオンラインゲームやアプリの応答性、大容量データのダウンロードなどよりリッチなコンテンツの対応や作業時間短縮などより時間効率良く生活環境を改善させていく等の変化が期待できます。

 

その他のメリット・進化

 車などの自動運転分野、病院での遠隔治療、VR/ARでの高品質な映像の転送など、今まで有線でのデータ転送でないと間に合わなかったデータ容量や反応速度の分野に「無線」で対応できるようになり大きくビジネスの効率化や進展に寄与することが期待されています。

 

5Gのデメリット

利用したいユーザーのコストがそれなりに掛かる

まず5Gサービスを利用するには5G対応の端末が必要です。日本のキャリア端末だと3月から順次発売していますがそれ以前に購入した端末は一切対応していません。

キャリアですと5G端末は8万円位~販売しています。格安端末ならSIMフリー端末に有りますがキャリアが対応してくれるかは応相談や確認はしておいた方が良いかと思います。

あと5G端末を購入した場合自動的に5G対応の専用プランを契約することになります。平均1000円ほど月額が上昇します。現在はキャンペーンなどの施策でこの負担は増えませんが期間限定です。

 

始まったばかりなので5Gの恩恵を得られるエリアが狭い

 今現在5G対応エリアがかなり狭いです。4Gサービス開始時もそうでしたのでこういうのは、更に次世代6Gの時にも起きるでしょうから仕方ありません。いずれエリアが広くなるので5G契約した方も4Gサービスは引き続き利用して5Gエリアになるのを待つ事になります。

 

実はまだ「真の5G」とは言えない状態

実は5Gって2種類あるんです。それは「Sub6」と「ミリ波」。それぞれ周波数帯が違うものです。

・Sub6→低い周波数。広いエリアをカバーする。設置が簡単。

・ミリ波→高い周波数。狭く細かいエリアをカバーする。設置が手間。

とこんな感じのイメージで良いと思います。

そして5G端末が発売していますが実は「Sub6」だけ対応しているスマホと「Sub6」「ミリ波」両方対応しているスマホと別れています。もちろん後者の両周波数帯対応しているスマホの方が将来的にも良いのですが、当面は「Sub6」を中心にエリアが広がると思われます。

 

※参考

「Sub6」だけ対応端末 Xperia1II(マーク2) AQUOS R5G

「Sub6」「ミリ波」両対応端末 Galaxy S20+

 

ミリ波は2021年以降に普及かと思われ現行のミリ波非対応スマホを購入しても体感差は当分感じることはないとは思います。

 

最後に

メリット/デメリットも併せて5Gのお話をさせてもらいましたがまだサービスが始まったばかりで発展はこれからです。4Gの時も同じ流れで最初の4Gも通信速度は今の4Gに比べてかなり遅い物でした。

現時点では余裕がある方はどんどん5Gに変更して頂き5Gの発展に寄与してもらい、待てる方は急ぐ分野ではないと思っていただいて良い状況です。

世代交代はどうしても時間がかかりますので、5Gの恩恵が来るまで焦らずゆっくり待つのが良いと思います。